テレビなどは、まず、カメラのレンズを用いて光の強弱を電気信号に変換している。この情報をテレビに送り、テレビでは情報を再び映像に変換している。最近のハイビジョンやフルハイビジョンなどのテレビは桁外れに多い情報量を処理しているので、あれだけ美しい映像を楽しむことができるのだ。
映像の世界は舞台の世界に較べて、一見ハードルが低いようにも思える。ぽっと出のアイドルなどもテレビでは活躍できるし、舞台俳優がたまにテレビドラマで見せる演技力はおしなべて高い。一方で、映像の世界で成功しないからと舞台俳優になる人もいる。どちらが上とはやはり一概にはいえないようだ。
映像の難しさは、文章や音楽、絵画とは違い、想像力だけでは作れないことにある。いい天気の映像を作りたければ天気が晴れるのを待つしかないし、大波を撮りたければ海が荒れるのを待つしかない。そういう意味で映画監督という芸術家は、非常に困難な仕事を行っているといえる。華やかなだけの職業ではないのだ。
2008/3/23 Sunday
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